今は昔淀みに浮かぶうたかたは
データ分析の活用例 B層のためのメディア、そして世論の悲哀
かつて、小泉政権という政権がありました。
第一次小泉内閣では
経済財政政策担当大臣。金融担当大臣
第二次改造内閣 第三次では
第三次改造内閣では
を歴任した、ご高名な経済学者さまです。
彼は学者様なので、データを分析し、的確に判断をし、放送権力を握り
メディアで分析結果のパワーを発揮しました。
多くを語ると枝葉末節となるので
情報ソースを明確にしておくために、情報を共有させて頂きます。
国会会議録検索システム
期間: 平成17年07月04日
検索後指定: スリード社 IQと入力して検索しますと、
[002/004] 162 - 衆 - 郵政民営化に関する特別… - 23号
という会議録がでてきます。
横光克彦 当時社民党で元特捜最前線の刑事さんをやっていた役者さんが質問した内容です。
ここで出てくるスリード社に対して竹中大臣が1億5千万をかけて調査して郵政民営化理解のPR戦略を立案したわけです。
その結果そのPR戦略は見事に成功しました。
その戦略は「郵政民営化合意戦略」
他人様のサイトに資料がありましたので引用
http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/139.pdf
ここにでてきますB層というターゲットは以下の位置づけにあります。
「A層」
エコノミストを始めとして、基本的に民営化の必要性は感じているが、これまで、特に道路公団民営化の結末からの類推上、結果について悲観的な観測を持っており、批判的立場を形成している。「IQ」が比較的高く、構造改革に肯定的。
【構成】
財界勝ち組企業、大学教授、マスメディア(テレビ)、都市部ホワイトカラーなど
「B層」
郵政の現状サービスへの満足度が極めて高いため、道路などへの公共事業批判ほどたやすく支持は得られない。郵政民営化への支持を取り付けるために、より深いレベルでの合意形成が不可欠。マスコミ報道に流されやすく「IQ」が比較的低い[2]、構造改革に中立的ないし肯定的。
【構成】
主婦層、若年層、シルバー(高齢者)層など。具体的なことは分からないが小泉総理のキャラクター・内閣閣僚を支持する。
「C層」
構造改革抵抗守旧派。「IQ」が比較的高く、構造改革に否定的。
この「A層」「B層」「C層」の中から
B層にフォーカスした、徹底したラーニングプロモーションが必要と考える
と結論付け、政府はこの「B層に対して」徹底的な広報戦略を展開し、郵政民営化を成し遂げるわけです。
つまり、この国はマスコミに流されやすい、主婦層、若年層、シルバー(高齢者)層
に対して、個性の強いキャラクターを用意し簡単でわかりやすいキーワードを用意すれば、この国の世論は動かせるということです。
今のテレビ番組の構成は正にこういったターゲットの為に番組を作り、かつSNSと連動させ、より早く、スピーディーに世論に拡散しマインドを形成していくという手法です。
現政権も巧みにこういった手法を積極的に展開して世論を分析して、世論を誘導していく戦略に長けてきたのではないかと考えます。
本貸 人間考
これまでの人生で数十人に本を貸してきました。貸した本は200
返してくれる人のほとんどが感想や共感を添えて返してくれます
しかも比較的短期間で。
当然共感してくれるので友人として良好な付き合いを保持させて
一方25%の人は全く返してくれません。ビジネスや元いた会社
この方たちにあの本読んだかと尋ねると大概、まだ目を通してい
なので端から活字をめくり自ら知恵を生み出そうという力のない
もっと困った人は、興味本位で人と話をあわせるためだけに、情報
そういう人たちに貸した本の中にはビジネススキルを得るためにと
そういう資料の価値もわからず 記憶の片隅に消え、廃棄をするか
本を貸すということは、自分の価値を共有していただけると信じて貸すわけです
そして、人間の信頼と絆をより強く持てるという期待があるから、貸すわけです。
私は本を貸すということはお金を貸すより、信頼が必要だと思って
貸した本は自分の記憶でもあり、大切な思い出があり、知恵の源泉
こういう気持ちわかってくれる人いるかな?
自己矛盾があることをきちんと証明しよう
現代の日本人は なぜ完璧を求め 不完全を理解し、感じようとしないのか?
この不完全性があらゆる森羅万象を理解し不完全なものを成就しようとする企てを生む
つまり想像力 ゲーテルの不完全定理はそういう証明の技法だと思う。
いやなに、夕暮れの総武線に乗って 岡倉天心 「茶の本」by青空文庫アプリで読んでいたら、そんな事を思いました。 矛盾を証明しそれを利用できるって面白い。
今の天体物理学をみても自己矛盾に到達し、新たな発想を取り入れ、可能性を探求する。人の心もそうだと思う 自然を感じると矛盾を感じる、私の人生も矛盾だらけ この自己矛盾と向き合わなければならない。
新古今和歌集の藤原定家の詠んだ「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮」
これも 本の中で引用されているのだけど、なるほどイマジネーションですね。 なるほど茶の心だと合点がいきました。
必要なものが完全に揃っていないから 人は想像し、美しさを回想するんだろうな
完璧な安全もそうだと思う。そんなものありえない 究極の矛盾を抱えている。科学技術の粋生の原発 これを無理やり神話にしたから、いけない 外交も領土問題もそうである、究極に近づけばかならず矛盾にぶち当たり自己矛盾の証明にたどり着くのである。 私達はこの証明された矛盾と向き合うことが必要で 矛盾を回避して強い屁理屈で自己主張してはいけないと思います
今世界平和を考えるとしたなら
衆愚政治や不完全性が極めて高い民主主義の多数決理論より
自己矛盾をどうやって解決しようか、どうやって補っていこうかということが
国際政治の相互理解につながるのではないだろうか
反対、賛成の多数決からの脱却をしていくことが未来志向となるのでわないか?
考えなくては行けないこと、命題設定が困難な話
昨日 臨済宗妙心寺派 陽岳寺で開催された「オランダという国での『自己決定』を巡る議論」ジャネット・あかね シャボット女史を
拝聴して参りました。
ここで聞いた話のテーマは尊厳死・安楽死をオランダの法体系、社会システム、意思決定のプロセスの事例を紹介していただいた。
この話は、安易の共有、展開をすることはできない。
また、現代の日本では、この話を議論する事はできないし、議論をする人を選ばなければならないと思いました。
何故ならば、かなりの事前知識、各アングルでの前提条件の整理が必要だと感じました。
もちろん、知ってるつもり、知ったかぶりの状況では話せない内容だということが必要だ。
私が今日率直に抱いた思いは
かつての日本人には理解できたであろうが現代日本人には理解困難であろう
日本とオランダの法体系、社会システム、意思決定プロセスが大きく違う
また、人権に対する考え、司法のシステム、コミュニティーの構成も違う
法や人権を勉強すると 必ず行っていいほど オランダとの比較論になる
どちらに優位性があるかといえばオランダの法体系の方が有効だと考えている私にとっては
許容できる話ですが とかく現代日本の法体系、社会制度、社会構造においては、難しい話だと感じました。
やはり歴史が断絶した国家では、難しい話だとかんじました。
講演で配布された資料は、安易に流布できる資料ではないので
興味がある方は是非本を手にとって読んでもらい
また、ジャネット・あかね シャボット氏の講演に足を運んでもらいたいと思います。
自ら死を選ぶ権利―オランダ安楽死のすべて
見つけた関連サイト
システム社会への警告
数理コーディネータの必要性
私はこれまで
在庫や需要予測などの様々な分析パッケージを検証してきました。
お客さんの多くの悩みは導入したシステムの予測精度が合わない。検証してくださいと要求され、検証を行うと多くの計算上のミスを発見します。
お客さんの悩みの主訴はプログラムは正常に動くのだけど予測精度が経験上の認識と違う、そもそもの値の範囲が大きすぎる。
例えば、 ルートの中身が0であったり。DIV/0であったりします。通常のデバックで発見されるはずですが、便宜上、適当な数値でのエラー回避処理がなされまったく検討違いの値が代入され、さも正しい値が出力されているかのように示されています。
具体例
私が見た在庫最適化ソリューションの需要予測をするために必要な変数パラメータを入力する テキストボックスには何の制約条件処理を施していなく。
「安全在庫量=安全係数×出庫量の標準偏差×√調達リードタイム」の設定インターフェースの調達リードタイムのルートの中に0をインプットできるようになっていたり
上記の式で安全係数のパラメータにも0が入力できる無制限のインプットとなっていました 上記の安全係数は標準正規分布(Standard Normal Distribution)なので入力パラメータに0と入力すれば平均 μ の意味合いが計算されなくなってしまいます。
あくまでもこの0は予測は偏りのないものと仮定しているわけですから安全係数として0を入力してしまうと係数の考え方と異なる計算結果になってしまいます。
つまりここでは標準正規分布表に従った数値の配列を選択するように入力設計をすべきです。
http://www.koka.ac.jp/morigiwa/sjs/standard_normal_distribution.htm
係数といういみでは以下の表の5つの係数を入力できれば十分条件となるわけです。
N(0, 1) | N(50, 16) | N(μ,σ2) | 確率(%) |
-1 → 1 | -46 → 54 | μ - σ → μ + σ | 68.3 |
-1.96 → 1.96 | -42.16 → 57.84 | μ - 1.96σ → μ + 1.96σ | 95.0 |
-2 → 2 | -42 → 58 | μ - 2σ → μ + 2σ | 95.4 |
-2.58 → 2.58 | -39.68 → 60.32 | μ - 2.58σ → μ + 2.58σ | 99.0 |
-3 → 3 | -38 → 62 | μ - 3σ → μ + 3σ | 99.7 |
プログラム的なミスで言えば
- アルゴリズムとは違った形での実装
- 添え字 i について i = 1, ..., N まで、和をとる必要があるにもかかわらず途中までしか和を計算していない。
- 使用前に、0で初期化すべき変数を初期化していない。
- 配列への代入の際に、間違った場所に代入している。
- 使用する必要のない大きな配列をいくつも宣言している。一時的にか使用しない配列を多量に宣言。
- 0*0, 0+0 などの完全に無駄な演算を多量に行っている。一度計算して求まっている値を各反復で繰り返し行っている。
- 参照元が誤っている。
- 小数点の丸める桁の統一がされていない
その他、非効率・無意味なルーティンを度々行っている。
この課題の解決の方法は至って簡単である
在庫最適や需要予測のモデルの公式を検証して見ればよい。
やり方としては、インプットするデータをエクセルなどで計算可能なデータサンプルをとり、実際にエクセルでモデルや公式を再現して値を算出し、プログラムが出す。値と検証してみると良い。 値が近似値にもなってなければ、導入したプログラムはいい加減な計算をしているということになる。
多くの経営者やユーザーはプログラムが止まることなく それらしいアウトプットがでればシステムは正しいと認識するであろうが、システムが動いても、計算式があやまっていたり、論理構造があやまっていたり、制約条件が適切でなかったり、前提が違っていたりしたら、そのシステムは無用の長物です。
バックテストは重要です
なので業務用の分析システムを導入する時は必ず数式やモデルのバックテストを行い
モデル計算の値を検証しなければ、なりません
手順としては
- 取引情報が正しく取り込まれているか。
- 評価レートが正しく設定されてるか(しきい値やパラメータ)
- 評価計算は正しいか
- モデル内部の前提に無理はないか
- システム実装に誤りないか
- ヒストリカルデータには品質上の問題はないか
- 分散・共分散の推定方法は妥当か
- インプリメーションエラーについての検証と対策
私はこういった数式検証、モデル検証は現代社会にとってもっとも大切なことであると考えています。
私はこういった課題解決をしていくために仕事をしていきたい。
坂入 譲
肯定も否定もせずに安全保障を考えているが これはいかがかな
腹筋痛くなるくらい 唖然としました。
防衛省のサイトのお知らせをみていたら こんな資料発見しました。
お知らせなので一般公開です。
タイトルは「FinalEnvironmental Review forBasing MV-22 Aircraft atMCAS Futenma and
Operating in Yokota Air Base, Japan
オスプレイの本土上空のナヴィゲーションルートの計画が図示してありました。
PDF 79P chapter2-35Figure 2-13. Locations of Proposed MV-22 Operations on
Mainland Japan and Okinawa を見てみると CAMPFUJIも訓練地ですし 米軍の専有空路である東京 横浜 三島上空も飛ぶことになっています。
当然オペレーションもとはYokota Air Baseなので横田基地にもオスプレイは配備されると考えていいですね。
http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/kikaku/kankyourebyu/1environmental.pdf
これ 表示のタイトルが
MV-22の普天間飛行場配備及び日本での運用に関する環境レビュー最終版なので中身を読みこまないとわからないよね
http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/kikaku/kankyourebyu.html
報道でこの種の情報を聞いた事はなかった。ので驚きです。