フラクタルランド 魔法の田んぼ 後編

大臣達は知恵を出し合いましたが。

いい方法が思い浮かびませんでした。

国中の賢者も頭を悩ませるばかり、

大臣達は頭を抱えて

「もう、おしまいだ、この国の平和は終わってしまう」

そんなある日、隣の国からの使者がやってきた。

使者はいった。

「私は隣の国のバンカー国の使者である。

 我が王より帰国に密書を運ぶように命じられた。

 この書を受けるが良い」

大臣達は

 その密書を読んで 目を合わせた。

「なぜ、これが良い提案なのだ、なんの解決にならないのではないか」と考え込んでしまった。

 密書の内容は
"親愛なる 偉大なる王の息子達へ

 あなた方にわが国の小さな田畑を一つ貸すことにしよう。


 ただし、偉大なる王のいうとおり、争いなく 三人の王子が田畑を分ける事ができたときには、 貸し出した、田畑を早急に帰すこと。
 遅延がある場合 わが国は貴国を貰い受ける”



大臣達は 恐々とし3人の王子に密書を手渡した。

三人の王子達は、父王との盟友であるバンカー国がなぜこのような横暴なことを言うのかわからなくなった」

 しかし、フラクタル国はバンカー国に多額のお金を借りていたので従うしかナイト考えました。

そして、バンカー国の小さな田畑を借りることにし、再び計算をしてみた。

田畑の数は15個になった

皇太子はいった。

 「再び、亡き父王の命の通り分ける事にした。
             皇太子は2/5
             第二王子は1/3
             第三王子は1/5」

第三王子は計算を始めた
皇太子様は2/5だから15を掛けると6個
第二王子は1/3だから15を掛けると5個
僕は1/5だから15を掛けると2と 3個

王子達は目を合わせました。
 第二王子がいった
 「きちんと分けられたぞ!!」
皇太子
 「いやまて !バンカー国に借りた田畑を返さなければならないぞ!!」

第三王子
 「兄者たち これは驚きました!! 分けた田畑の数を足してみて下さい!!」

三人は声を合わせて

「 皇太子様は6個
第二王子は5個
僕は 3個」

「6+5+3」は14個だ!!」



「借りた田畑があまったぞ、!!!!」




どういうことだ。


 とにもかくにも三人の王子はこの結果に大喜び

救ってくれたバンカー国の王様を招待し盛大な宴をひらいた。


皇太子は バンカー国の王様に尋ねた

「なぜ、あのような魔法のような事ができたのですか?」

バンカー国の王はいった。


「三人の王子達よ、亡き父君の割り当てた、
             皇太子は2/5
             第二王子は1/3
             第三王子は1/5
を全て足してみるが良い。」

三人の王子はいぶかしげに計算をしてみた

2/5+1/3+1/5 は


         14/15・・・・・・・・

 「わりきれない」


バンカー国の王はいった。

「だから私は一つの田畑ををかしたのだよ15/15になるように。

3人の王子の心が一つになるように。」



バンカー国の王様は

 「フラクタル国の繁栄に乾杯!!」と高らかにグラスを上げ


そして三人の王子達は末永く仲良く平和にくらしましたとさ。



 めでたし めでたし