書道に興味をもって2年がすぎようとしています

やればやるほど日本の文化の中ではぐくまれた
文字が好きになります

藤原定家古今和歌集を編纂し写書の技法をみると
筆使いで作者の意図する気持ちを情報としてつたえていたりするそうです
段落、墨継ぎ 墨の衰弱 そして筆の早さ まるでクラシック音楽をきちんと解釈して
演奏するように、文字というのはたくさんの情報をはらませて人の目と心に伝える芸術であった

これは活字ではどうしても伝えられない、たくさんの情報を現代人は失ってしまっています

さて 本題です 私 文字を覚えてから どれだけ人にけなされつづけたことだろうかほぼ 40年以上
由われのない ごしてきを何べんも叱責されてきた事にきがつきました

それは句読点 読点
。と、を適切につけなさい あなたの書く文章は読みにくい なぜなら。、がないから
きちんちつけなさい

ところがね 日本人がこの。と、
森鴎外の原稿を見ても
夏目漱石の原稿をみてもないんですよ


今出版されてる本にはあるんですけどね

そして 昭和45年から昭和51年まで連載されていた子連れ狼のせりふにも 。と、はないのですよ

そして、今の松本大洋竹光侍にはあるんですよ、。

そもそも 日本人は毛筆で長く文字を書いていたから「、。」はないんですよ
たしかに鎌倉時代から筆文字を読み解くために、解釈するために区切りをしめすために「、」を文字のあいだに挟んで補助として読み解く人もいた 漢文などのレ点もその類だが 。、の区別はなかった

ところが、近代憲法が入ってきたとき 条文という概念と法的解釈を齟齬無くするために
句読法案・分別書キ方案
明治39年(1906年)に文部大臣官房圖書課が発行した文書。
一、本書二載スル句讀法案及ビ分別書キ方案ハ現行ノ國定繁科書修正ノ場合ニ則ルヘキ標準トナスヲ目的トシ本省ニ於イテ設ケタル繁科書調査委員會ノ審議ヲ經タルモノナリ
二、句讀法ハ語句ノ長短、漢字ト假名トノ配合等種々ノ關係上到底畫一ノ規定ヲナスヲ得サルモノアリ是レ總則ニ於イテ一ノ除外例ヲ設ケタル所以ナリ又分別書キ方モ語法ノ精密ナル調査ヲ了セサル間ハ容易ニ完全ナル規定ヲ立ツルヲ得サルモノアリ要スルニ國定繁科書修正脱稿迄ニハ尚若干ノ時日アルヲ以テ世ノ批評等ニ徴シ句讀法及ビ分別書キ方トモ相當ノ變更ヲナスコトアルヘシ
明治三十九年二月 文部大臣官房圖書課

句讀法案

總則
一、本法ハ文ト文トノ關係、文中ノ語・句・節ノ相互ノ關係ヲ明ラカニスルヲ以テ目的トス
二、前項ノ目的ノタメニ左ノ五種ノ符號ヲ使用ス
。 マル
、 テン
・ ポツ
」 カギ
』 フタヘカギ
三、マルノ符號ヲ除ク外讀誦ノ都合ニ依リテハ誤解ヲ生ゼザル限ニ於イテ本法ノ規定ニ拘ラズ符號ヲ省キ又ハ之ヲ加ヘ施スコトヲ得
内閣訓令「法令形式ノ改善ニ関スル件」
「法令ノ用字、用語及ビ文体ハナルベク之ヲ平易ニシ、一読ノ下容易ニ其ノ内容ヲ解セシメンコトヲ期スベシ。」


法の動機、理由、目的等を明記すること。
例示や図解を書き加えたり、標準となる書式を示したりすること。
大法典では目次を付けたり章節を分けたりすること。

というように訓令をだしたわけ そしてそれを決めたの当時の文部省
これは分りやすく説明した九州大学の資料があるので こちらをご案内します
http://yebisu.cc.kyushu-u.ac.jp/~watanabe/RESERCH/MANUSCRIPT/OTHERS/YOKO/ten.pdf

ちなみに横書きは、日本ごであってもピリオドとカンマを使用する決まりになっています。

つまり

文部省の公用文を世の手本となるべく改革する

他の省庁も真似をするように説得する
他の省庁が追随する
公用文の規範ができる
一般の文書の参考として使われる
公務員である馬鹿教員がそれを子供に強いる
そして、理由も分らぬまま 国語の教科書に取り入れ
指導が開始される

そしてその教育をうけた子供が出版業界メディアにはいる

そして句読点はいつのまにか日本語絶対条件として君臨している

だれも 単なるお役所のテンプレートとしての訓令
今でいえば、うちの会社では記号をこう管理しています程度の話を

わけのわからない常識に置き換えさせられて
常識というまちがった正義の特権をうけ

日本文化を破壊する最大の道具となった

この句読点が試験の減点材料になり
そして人の知性を否定する暴力装置として機能したわけです

たいへんな問題です

わたしはこのことは日本文化の復権を考察するときには重要な条件としてこれから議論をすべきだとおもいます

あなたは 筆で句読点をうちますか

句読点