音楽に挑むことシリーズ

「芸大通信」という情報誌(無料)があります
 22号の新連載企画で研究室探訪 粕谷美智子教授 音楽学部 ピアノレッスン室を読んで
 
 練習するものにとってとってもビビットなエッセンスを見つけました
 粕谷美智子教授 日本のピアニストの最高の育成者
 この先生の言うことはいつもご御尤もで音楽に対する気持ちを考えるきっかけをもらえます
 http://spysee.jp/%E7%B2%95%E8%B0%B7%E7%BE%8E%E6%99%BA%E5%AD%90/1579502/
 
 
 この企画の取材当日のレッスンの曲はモーリスラベルのラ・ヴァルス(2台のピアノ版)

 以下引用
 

レッスン室には2台のピアノが平行して置かれており、粕谷教授は、ピアノを前に二人の院生の間に立ってレッスンをつけていく。

 「これから、なにが起こるんだろうと、わくわくした期待をいだかせるように」

 「音量で示すのではなく、気持ちを先に盛り上げて」

 「からだの中から、心のそこから、大きく三拍子を感じて」

 「からだ全体で大きな三角形を描くの」
 「感じたままではたりない、何倍も強調しないと!」

 「フランスの音楽なのだから品性を保ちつつ」
 
 「縄跳びの回っている縄に思い切ってとびこむような感じで!」

 引用以上

 うわー ラ・ヴァルスの何処を指摘しているのか目に浮かんできます。
  こういう指導を受けられるのって本当に芸大の生徒さんは幸せだと思う

 音楽を心技 心形 で教えてくれる。
 
 粕谷先生曰く
 ピアノレッスンとは
 「技術に裏付けられたデッサンのうえに、さらに色をつけていく 方法論を提案していく」ものだという


 そうだよな、基本技術がしっかり身についている秀逸な素材に色のつけ方の提案をしていく 

 このレッスン風景を読んで思うことは、音楽に挑むとき、その音楽を自分の心の中で描ききれているかが、大きな問題 その心で描いたものを、確かな技術とからだで巧みに織り成していく

 本当に場当たり的な練習をしていてはだめ 物まねでもだめ いかに音楽を自分の中に取り込んで、昇華させて、それを 自分の表現技術で織り成していかなければならない

やはり、心が大切なんだなと思いました。

こういう話って 市井のピアノの先生からは聴けないしな。

それに音楽だけでなく さまざまな事に通じていく基本なんだと思います

やはり 心なんです 心

からだはそれを表現する道具

さーって 自分の音楽を作るぞ!! 

そんなわけで、自分の十八番を見つめなおして練習を再開します。

行き当たりばったりの一期一会の曲ではなく

自分の十八番と呼べる曲を揃えて 
自分の表現したいスタイルを作り上げようと思います
誰が聴いても 私の演奏というスタイルを作っていこうと思います。
この曲は一生弾き続けます

死ぬまで できれば 何度か録音しといて、自分の葬式の時にかけてもらえるベストを作って
いこうと思います。
以下十八番のお品書きです
JS.Bach
1.ゴールドベルグ変奏曲 Var1
2.主よ人の望みよ喜びよ

F.Chopin
3.ノクターン 夜想曲 ノクターンNo.20 嬰ハ短調 遺作
4.Prélude. プレリュード第4番 ホ短調 Op.28-4
5.ワルツ嬰ハ短調 作品64第2番