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言いたいことは最後なんだけど 長文になちゃった!

高度経済成長時代と80年代後半のバブルを経験し自由を謳歌していたような気をおこしていた世代
実は私もそうなんですよ。

今 世の中のオピニオンリーダーや政治家 を問わずそれなりの地位を占めている世代
私たちが自覚をしなければならないのは

あの敗戦から軍国主義アレルギーと利己的な高度成長時代と過度な平和への希求を願った教育環境と世論の中で育まれた
私たちはどこか歪んでいるのです。

今日は私達の正義論を語ってみたいと思いました。
僕達にとって正義のヒーロはウルトラマンと仮面ライダーやデビルマンでした 石ノ森章太郎さんや永井豪さんの作品は設定が
裏切りからはじまり正義を論じています、そして冷戦構造 反共産主義的な匂いがありました ここから移る正義像はなんとなく子供心に複雑な思いを感じていました。

しかしウルトラマンは私達世代にとって強烈な正義の錯誤を植えつけているということに大人になってから気がついた全てではない ウルトラセブン等はシリアスな社会を描いていたしシニカルな作品も多い

問題です ?ウルトラマンは正義のヒーロなのでしょうか??ウルトラマンは人間なのでしょうかそれともバルタン星人メフィラス星人と同様の異星人なのでしょうか?
?バルタン星人の巻
46にもなるとこんな視点で昔を思い出すのです。
金曜日の妻達のプロヂューサーの飯島敏宏のペンネーム千束北男の脚本で描かれた第二話、「侵略者を撃て」言わずとしれた
バルタン星人の話なのです。ストーリーはあまりにも有名なので説明は省きます
 私の論点を整理します。
 彼らの故郷であるバルタン星は発狂した科学者の行った核実験により壊滅。たまたま宇宙旅行中であった20億3,000万人がこれから逃れた。故郷を失って難民になった。
 アラシ隊員に憑依し若干の交渉があり、地球居住を一方的に宣言し破壊活動に及んだが、この一体のバルタン星人が20億3000万の全権を移譲された代表者とは推論できないのです。その上で地球人より高度な知能をもったコミュニケーション能力を持った人格の生命体の20億3000万もの生命を問答無用でスペシューム光線で焼き払ってしまった、この時点で戦時国際法のジュネーム条約或いは難民の地位に関する条約を破棄した、虐殺行為という描写と描かれたわけです。

つまり、バルタン星人がシリーズ通して何回も登場するのは賠償金を払え 謝罪しろと要求しているわけです。

それを私たち少年はスゲー かっこいい 正義のヒーロ ひかりの国から僕らのために来たぞ我らのウルトラマンと謳歌したのだから今思えば、大量虐殺の容疑で国際指名手配の要件を満たしているウルトラマンを擁護した、新興宗教の熱狂信者の状態になっていたということです。


?ジャミラの巻
「故郷は地球」のジャミラ  あの時代の設定から ソ連の宇宙飛行士の慣れの果てとなった明確な地球人であり人間なのであるが、地球人に見捨てられ自暴自棄になって怪獣の特殊能力を使い放火や破壊活動を行う かなり情状酌量の余地はあり保護をしなければならない対象なのだが、実際のセリフを引用すると「ジャミラが元は人間だったという事実を公表せず、あくまでも『怪獣』として葬り去れ」 ウルトラマンと科特隊の共同攻撃で言葉にならない無念を訴えながら死んでいくのです。 えーー これは子供心に泣けた話です。
科特隊の良心イデ隊員が ジャミラの墓標の前に「人間のエゴにすぎない」とつぶやく
やるせなかった。。。 それでもう

やっぱり日本人は組織の命令に逆らえないんだ。 殺れといわれれば殺るしかないんだ

ウルトラマンだって人間に化体し変身したらバルタン星人同様の異星人であり地球人から怪物
の他なにもものでもないではないか!

いかなる承諾を得て地球に居住し、いかなる権利において、地球の軍事行動の一翼を担っているのかそしてどこの組織に帰属しているのか?国際組織の科特隊 それでもその存在は略日本独占なわけなので、軍事上他国から問題提起されると思うのです。

つまりこの世代はダブルスタンダード 他人には厳しく、自分には甘い 利己主義な存在という思想体系の中で我々新人類は
育まれているのです

そんな感覚に気づきもしないこの新人類の世代にこの日本の外交 軍事、経済を背負わせていいのだろうか?

奇遇にも1969年昭和44年生まれの弁護士出身の政治家と1932年 (昭和7年) 9月30日の作家の知事の関係は
知事の戦後復興の過度な国家論を示し、新人類のお兄ちゃんはそれを甘受した世代であるという組み合わせ
つまり 小説家の世界が現実にお聞かれているフィクションが具現化されるということ

どうなんだろう
坂入 譲