南山伏町の王子

その猫を王子と僕らは呼んでいるf:id:butiPanther:20121216134100j:plain

 

王子は一人暮らしのおばあちゃんと暮らしていた

王子はおばーちゃんにしかなついていなかった

 

近くによっても縄張りにはなかなかいれてくれなかった

 

だから僕らは遠くから見守っていました

 

ある日、僕らが家に帰ってきたとき、駆け寄って擦り寄ってきた

 

あくる日 帰り道、尻尾をたてて 寄り添ってきた

 

ずいぶん人なつくなったな

 

王子は町の人の顔やにおいや歩く音を覚えたのだろう

 

王子の縄張り近くを歩くと現れる

 

ある日 毎朝 ゴルフの素振りをやっているおじさんが猫に餌を与えていた

 

「かわいいですね」と尋ねると おじさんはもう二ヶ月くらい前かな・・・

ここのおばーちゃん亡くなったんですよ

それ以来 町のみんなが面倒をみてるんですよ。

 

王子の縄張りは広い 今日も二階建てのアパートの階段をあがって、中学生の男の子に

 

「おなかすいたよ 俺 遊んでやるから」

 

といって訪問癒しをしながら生きています。

 

王子は町の人気者

 

王子は強くたくましく生きています

 

王子は黒猫のけんか友達がいるらしい