本貸 人間考

これまでの人生で数十人に本を貸してきました。貸した本は200冊くらいだと思います。専門書が多いので初版本のみで絶版になったりしている貴重な本もあります。その数十人の内75%程の人は本をきちんと返してくれます。
 返してくれる人のほとんどが感想や共感を添えて返してくれます
しかも比較的短期間で。
 当然共感してくれるので友人として良好な付き合いを保持させていただきます。 
 一方25%の人は全く返してくれません。ビジネスや元いた会社の人、や興味本位で友人の振りをする人
 この方たちにあの本読んだかと尋ねると大概、まだ目を通していない。や、まだ読んでいない。という返答 会社の人の場合、机や袖机にあるのを確認できるので、安心なのですが、とにかく、自ら貸してくださいと申し出たのに、読まない! この手の人の知恵の源泉はすべて自分に影響のある人の口頭や噂話しやマスメディアに依存している
 なので端から活字をめくり自ら知恵を生み出そうという力のない人、

もっと困った人は、興味本位で人と話をあわせるためだけに、情報を共有するふりだけをする人、この人たちは、本や資料を借りるという 行為だけですべてが終了している。 この人達から貸した本が戻ってくることはありえない。

そういう人たちに貸した本の中にはビジネススキルを得るためにとった資格の教本や教材といった資料もある その本をえるために70万ほど投資して 一年という時間をかけて手にした資料もある。

そういう資料の価値もわからず 記憶の片隅に消え、廃棄をするか、二束三文で売ってしまうかそんな処理をしてしまうのだろう。

本を貸すということは、自分の価値を共有していただけると信じて貸すわけです
 そして、人間の信頼と絆をより強く持てるという期待があるから、貸すわけです。

私は本を貸すということはお金を貸すより、信頼が必要だと思っています。

貸した本は自分の記憶でもあり、大切な思い出があり、知恵の源泉なのです。 そんな本が返ってこないというのは、自分の記憶と命を奪われた気持ちになるのです。

こういう気持ちわかってくれる人いるかな?