TeraCoreFM休閑閑話

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新宿区の観光資源提言 牛込 四谷地域の江戸観光資源化強化

牛込のキリシタン話 詳細

松平忠輝由井正雪などがこの牛込界隈にいて切支丹であったというのは存じていました
柳沢家の菩提寺の月桂寺に切支丹灯篭があるのは知っている

そして眠 狂四郎のファンなので 切支丹侍にはカッコよさを抱いている。隆慶一郎の捨て童子にもこの界隈が
切支丹の情報拠点というくだりがある。

そんな知識程度でありましたが、現在配布されている、コミュニティーマガジン 「牛込柳町界隈今昔」でその謎が説かれて
とってもわくわくしています。

歴史こぼれ話― キリシタンの中心地 大友屋敷跡の要点をまとめます

由井正雪、おなあさんの済松寺のある天神町、榎町は大友宗麟の子孫が住んでいる、大友屋敷があった
徳川家康大友義統を毛利、佐竹を経由し義統を預かる
③秀吉死後 恩赦を受けて大宰府天満宮をこの地に勧進する、天満宮はゼウス信仰の一大拠点となる
④最初の天満宮は済松寺の境内そして 穴八幡の境内 今の早稲田文学部にあった 現在は戸塚の水稲荷に
⑤注’天神町のある北野天神は大友家とは関係ない江戸の町衆が勧進した
⑥古文書 ペレスのソテロ伝の記述 
・牛込村に120名のキリシタン宗徒がいた
・マルコス喜左衛門 江戸フランシスコ会修道院で受洗をし牛込の神父様と呼ばれていた。

以上 

大老酒井の広大な屋敷と家光の最愛の禅氏や沢庵ごよく来る町、そして柳生但馬の守がにらみを利かせるまちで
慶長17年家康のキリシタン禁止令に下でも活動が維持された、幕府の思惑は いろいろ想像すると面白い

この時天草の乱もあるわけだったが、この場所はどのような状況だったのか いろいろ考えると
わくわくしてきます。

新宿区は夏目漱石ばかり 歴史観光の主人公にして予算をさきますが、
剣術も試衛館はあるし一刀斎のお墓もある 幕末には杉田玄白もここからでる 江戸の観光資源がたくさんある場所

もっと力いれればいいのに
江戸の初期がら中期はこのあたりが歴史の中心地なわけなのだから
小説家も漫画家ももっと 四谷 牛込界隈に注目を集めてほしい

最近では 橋本狐蔵の鬼役で 神楽坂 納戸町が活劇の中心となっています。

剣客商売も実は市谷が舞台なんですよ 美冬さんのいる井関道場も市ヶ谷亀岡八幡なんだよね

池波さんもたくさんこの町の事をかいています 蜀山人 大田南畝もいたし 堀部安兵衛も私の家の裏にすんでいたし


新宿区さん江戸の歴史遺産を活用するといいのにな。

坂入 譲