今回の日銀ワーキングレビューは非常に考えさせられる
http://www.boj.or.jp/type/ronbun/ron/wps/data/wp08j12.pdf
多くの人、特に内閣の方々殊に経済閣僚、厚生大臣 そして総理大臣が理解してくれればいいのだが
読むと、むずかしいと拒否反応を起こす人がいるので、私なりに要点をかきます
・開放経済にするか閉鎖経済にするかそれが問題だ!!
・もう駄目だね、日本経済
・今の川下デフレ、川上インフレを利用して内需拡大はできるのか?
・新興国を巻き込むグローバル経済の資源分配、貿易の枠組みを変えなくちゃ、日本は倒産するよ。
・輸出入比率や生産性はあがっているのに、労働者の賃金と労働分配率がメチャクチャだ。
・賃金の企業間格差がありすぎだ。
・賃金は実質経済・経営実績と合っていないが、生産性と効率を上げるためには、賃金を上昇させなくてはいけない、 だけどそのドライブは難しいし、経営層のマインドを変えるのは難しい
だって賃金をあげれば、労働分配率は低下し失業者は増える。
賃金を下げて多くの人を雇用しても、企業体力は低下し、生産性は下がる。
絶対的矛盾がそこにある。
・日本の貿易相手国の再検討が必要
・貿易によって資源分配や経済の相互補完ができるパートナーの選定が必要
・日本が開放政策をうっても閉鎖政策をうっても、それに対応できる企業はほとんどない。
ほとんどの企業は生産活動がペイしないし市場から淘汰されてしまうのである。
・開放と閉鎖の均衡点を模索し、その上の政策判断が必要
あとはシュミレーションと数式とモデルの紹介です
執筆主の篠崎さんの見解、はほぼ正しいと思う
強烈な政府に対しての檄文であるが、理解はされないと思う。
与党政治家の中には、外国人労働者を開放して、低コストな生産効率を高めると叫ぶNなどいるが
野党はもっと酷い。 ロハスとかいって事実上の移民政策を検討している人たちもいる。
日本人自体の高度な生産技術と知識の向上が必要なのではないか。
日本人の失業コストはどうなるのだ。
なんか最近思うのだけど、もっと多くの人達が真剣に知恵を絞る努力をしなくてはならないのでは、
頭脳が足りなさ過ぎます。