TeraCoreFM休閑閑話

旧butiPanther'sblogからタイトルをTeraCoreFM休閑閑話に変更しました

円と球

先生の体の動きや話を聞くと

なんと私のなかで
この映像が。。。。

4分12秒あたりから
http://www.youtube.com/watch?v=ooPBpLYAGq0

ちなみに先生は太極拳は知らないのです
でも動きは当にこの動きなんです。
しかも、先生は、
「頭で考えるな体で感じるようにしないといけない」と
いう

それって
Don't think!! Feel

じゃないか??

なんだ、なんだ

早速、家に帰って巨匠たちの演奏スタイルを見直してみる

あった、太極拳!!
バレンボイムのゴールドベルグ

http://www.youtube.com/watch?v=AcXXkcZ2jWM


無駄な動きが一切なく 見事な円運動と押し出す力

小さい円と大きな円が
一分10秒あたりからの腕のアップ

当に太極拳!!

一つ悟りました。

ヨーロッパの楽器 奏法の中にアジアの真髄を見た!!
[芸術]モネ
今日は母を連れて銀座の画廊巡り
モネの絵を見てきました。
もちろん偽者ですが、日本にあるはずがないのですが
よくできてます。
今の技術は凄いな
Claude Monet. Red Poppies at Argenteuil. - Olga's Gallery
Claude Monet. Rue Montorgueil, Paris, Festival of June 30, 1878. 1878. Oil on canvas. Mus?e d'Orsay

印象派の絵を見ると思うのは、

映画だなーと思う

私は絵画についてはあまり含蓄がないので、乏しい感性で書きますが

目に焼きついた空間をキャンバスに再現しようという事なのだろう。

Red Poppies at Argenteuil
なんかは お母さんと娘かな、
左上と右下に同一組の二人がいる 日傘や衣服の変化はあるが
同考えても同一組の親子である

ひなげしの丘を掻き分け子供は花を摘み 母は日傘を草木と帽子のリボンは風で揺らぎ、一枚の風景の中に時空を加えている

映画の技法そのものであるように思う、つまりツーカット存在しているんだなと思う ワイドでパーンして最後はアップで細部を映し出すという感じで描いたのかな?


Rue Montorgueil, Paris, Festival of June 30

この絵は凄いと思う
絵は一見ピンボケ風に見えるけど、そしてどこにも精緻な描写はされていないけど、祭りの雑踏の音と旗が飛ぶほどの風と複数の人の流れが見えてくる、絵は動くわけがないのにすげーな

本当に凄い

この印象派の人達が凄いのは、技法や伝統に縛られた絵画の世界に新しい可能性を作ったということだろう思う
映画のパンやフェイドイン フェイドアウト オーバーラップやワイプなんて事なかなか発想できなかったし、印象派がなければ照明効果の参考が無いわけだから、確立させるまで時間が経っただろうと思う

時々映画やテレビを観てこの映像や作品を作っている人は、どんな絵を見てきたのだろう、どんな音楽を聴いてきたのだろう、どんな本を読んできたのだろうかと思う。

監督やスッタフ、役者にいたるまで、あーこの人は絵画を知らない人だなとか 音楽を知らないな 古典をしらないな、とかこんな影響をどこから受けてるのかなとか最近いろいろ感じるんでうよね

人間が作り出した、遺産は多くの事を学ばせてくれると本当に思うのでした。