トリスタンとイゾルデ
立ち上がって拍手したかった!!
でも誰にも負けないくらい拍手しました。
価値あるものをみました。
見るものにとって百葉の主観があると思う あまりにもメッセージが多く。
私の感じた事を全て書きとめようとするならば、何夜かかるかわからない 。
私が強く感じた事を一つ紹介いたします。
「虚実の深い 官能と甘美 性的陶酔の深い井戸におちていく事は 永劫に続く 殉教なのかもしれない。」
ワーグナーの作品は愛と死 そして殉教と巡礼がまとわりつく
見事に楽劇となっていた 日本庭園の奥行きを最大限にいかした舞台とそして照明が生み出す 激しい情動
ダイナミークのある音楽性の高い 演出 完全な音楽作品といえます。
また パーカッション ピアノも含めてですが、ハーモニーと舞台の連携の妙 凄い。
また ユニゾーンな二重唱 ドミナントな和音効果 凄い練習したんだろうな!!
このままバイロイト祝祭劇場に殴りこみにいっても熱烈な賞賛を浴びるのではないかと思います。
さいごに、本多 麻紀という女優の 声はコントラルトからメゾソプラノで凛としていて高潔な響きをもっていってかっこいい