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昨日、三遊亭 好楽の「抜け雀」NHKで見ました
面白かった。 やっぱり楽太郎より好楽だな。
そうだ、谷川潤一郎の「春琴抄」を読んだ。
読みにくいよ、どこがゼリフなのかト書きなのか、回想なのかわからない
この文体が妙な存在感をまし、フィクションではなく実際に弟子の檢校(佐助)が書いた福音書のようなものなのだろう
しかしなんだな、この思想 書かれた時期が昭和8年 日本人の偏向した忠誠心を加速させたのではないかも。
佐助という男の悲哀、いや従者としての生き様なのであるが
目を自ら奪う様子は余りにもリアルすぎる、解剖学的に
CSI的な描写が書かれている。
うげーという感じです。
いずれにしても凄まじい師弟関係である。