正直 あまり好きではないが日本経済新聞で掲載している池上彰氏の必修教養講座
中国の世界地図が北方領土に塗った色 現代世界の歩き方(会員限定)
は必見である
これは北方領土についての地図から見る考察の事実を提示している、ここは
さすがジャーナリストと評価したいところです。
池上氏の記述について私的な見解を備忘しておきます。
池上氏のコラムはかなり広範囲な広がりを見せているので、北方領土に限って考察してみます。
よく見るオックスフォードの地図北方領土はロシア
中国の地図 北方領土は日本
ロシアの地図当然 北方領土はロシア
──────────────────────────────
まずは池上氏の論じている事実
・中国の地図は北方領土を日本の領土としている
・東西冷戦時代 中国とソ連は対立
・中国は中ソ国境紛争で核戦争を想定
・中ソ共に包囲網を構築
・中国はインドと対立
・中国はパキスタンと国交
と書かれている
補足すると 毛沢東率いる中国は文化大革命
アメリカはベトナム戦争からの撤退に苦慮していた
1971年にキッシンジャーと北ベトナム政府と秘密和平交渉を行い
1972年にニクソンと毛沢東が友好関係を結び
そして、田中角栄首相が中国を訪問し日中友好関係を結ぶ
つまり中国はソ連との敵対関係の中そして対米関係の狭間で、地政学的に
北方領土を日本の領土として認める必要があったのである
当に三すくみの均衡の上に北方領土問題が存在している。
しかし領土返還の当事者はただただこの中米ソの濁流の中で北方領土問題を握らなければならない。そしてロシアとの領土返還交渉を継続していかなければならないジレンマの中にある。
ここにきて G8の動き等をみているとこの北方領土の均衡が崩れ始めている。
つまり日本はこの中国 米国 ロシアの関係の難しさの中 どのように日本の領土の有効性を主張していくことができるか、極めて難しい判断を攻められている。
ただこのバランスを政治家をきちんと理解しているのかといえば、答えはNOである
また多くの国民もそうであるように、極めて慎重に考えていかなければならない。
その中で 尖閣諸島の問題をどう取り扱うのか考えていかなければならないと考えています
坂入 譲