総論賛成、各論一部反対
22年間にわたる現役生活の幕を下ろした桑田真澄氏。
「選手を怒鳴り散らしたり、タバコを吸いながらミーティングをしたり、昼食にアルコールを飲んで練習をしたりする指導者も少なくないようで、こうした指導者に対して「怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね」「自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ」と一刀両断している。」
http://www.narinari.com/Nd/20090311277.html
野球だけでないと思う、社会や会社でもこういう指導者はたくさんいる
だめな指導者はどの世界でも、桑田氏のいうように怒声による権威主義だと思います。
ただ、一点違和感を感じるのは
子供達において、スポーツや学習において、ある程度の限界突破は
必用であると思う、
自分の限界を知る、どこが一番効果的なの学習時間(練習時間)なのか
最適な上達をするためにはどのような反復を効率的に行うかが必要だと思う
集中力の限界も知る事が必要であると思う
指導者は学習者に対して、その限界点を見極め、破壊させないように指導していく事が必要であると思う、
桑田氏の言うとおり
「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国戦の解説を務めた桑田氏は、同大会で投手の投球数が70球に制限されていることに注目。プロの投手に制限を与えているにもかかわらず、大学生以下の選手に100〜200球を投げさせている指導者がいることについて「とても恐ろしいこと」「勝利至上主義以外、何物でもないよね」とした。」
投球数が70球という絶対値を設ける必用はなくて、個別の最適な投球数を管理すればよいのではないか
松坂や斉藤やマー君を見ていても、いや、私の尊敬する偉大な音楽家も
共通しているのは、やはり、限界突破をあるとき必ず行って、死闘を演じて成長している事実がある。
この塩梅を見極めるのが指導者だと思うよ
それからモチベーションの管理、
自己の達成欲や上達欲を破壊させるような指導者はだめだと思う
自己の試行錯誤の反復は若いうちには絶対必用で、厳しい環境も絶対必要、しかし、其処には、目的がありモチベーションの維持と最適な指導が必要であるということではないでしょうか?
おまけ
最近、なるほどと思った動画です。
【人工知能】物理エンジンで人工生命つくって学習させた
http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm6392515