普段主張していることも、目が覚める
たまたま放送大学を見る。 林教授と神戸大学の井上教授の対談をみた。
冒頭のほうで
「日本という国はいつから存在したのか?立憲主義的に!」
「存在はしていない!!」
「法的にいえば、明治と戦後の日本はまったく違う国である」
「国というのはふるさとではない!!」
「国というのは主権(統治権) 領土 国民の三つの要素で成り立つ」
「日本国憲法は輸入だ」
「松本試案」と戦勝国の「マッカーサ草案」
GHQの「幹を変えろ!!」の一言で排撃された わが国の憲法
「第九条はパリの不戦条約 とマッカーサが手がけたフィリピン憲法の米国自治領としての条文をベースにしている」
「第九条は特段、特殊日本的の代表ではない」
「第九条に捉われてはいけない、立憲主義 民主主義としての国家、憲法を考えるべきだ」
「日本人の法文化には法はお上の命令という意識がある」
「法を守るものは法を行使する側にあるべきものだ!!」
「国家権力の発動をするための法」という認識を持つべきである
法は国の機関、意思を動かす(発動する)条件である
「例えば、 速度超過
法定速度を超えたら 警察は取り締まりをできるという 国家権力発動の条件である」
国民の法文化の認識が違うのである
最後に
「日本国憲法
還暦をすぎて オリジナルのままで行き続けているのはこの国だけだ」
これが特殊日本的の代表である。