70年代 80年代の高校教育の失敗
商業高校・工業高校を不良の学校に仕立てたのは誰
先日、私が公私共にお世話になっている方とお酒を飲みました
彼は一流企業の部長さんであります。私と同世代ばわけです。
私の仕事が財務・経理の情報ソリューションなので、会計やB/S PLの話になった
とても詳しく、話に理解を持っていただける方です。
彼は話の中で実は高卒であるという話をしてくれた。
そして商業高校出身であると打ち明けてくれました。
我々 50代周辺のものにとっての商業高校、工業高校といえば、
不良養成所のような学校というイメージがあります。
確かに、進学校に進めない偏差値の選択でありそういった、生徒が集まる必然性はありました。
彼は高校で学び実践したことが今とても役に立っていると誇らしげに語ってくれた
簿記会計を学び経営のシュミレーション、手形決済の実演等が今役に立っていると
冷静に考えてみれば商業高校のカリキュラムは
財務会計
簿記 会計
マーケティング
広告と販売促進
ビジネス経済
ビジネス情報
原価計算
工業高校のカリキュラムは
科学技術基礎
数理基礎
情報通信技術
プログラミン
ソフトウエア―開発
を学ぶ
つまり アメリカでいうところビジネススクールでありテクニカルスクール
即戦力となるエリートを輩出する学舎であるべき
今の時代の学生さんはそのようなイメージはないのですが
我々の時代の商業 工業高校のイメージはひどいものでした。
もしかしたら、現代時代の競争力の空白と人材の損失は70年代80年代
の学校進学の形がどうしてあのような形に描写され実態としてああなったのだろうか?
不思議です。
もし、商業学校、高等学校が不良インキュベートでなかったならば
わが国の人材基盤は強固なものとなりて、東西冷戦崩壊 バブル崩壊、リーマンショックは乗り切れたかもしれないと考える
違いますでしょうか?