平成の国士
中野剛志さん’昭和46年生まれの
wikipedia:中野剛志
経済産業省のみんなが大嫌いな官僚
でも私より少し若いこの官僚は国をちゃんと見ています。
国家とはなにか、国民とは何か、民主主義とは何か、を明確に説明していました。
そして、何よりも、感銘を受けたのは、日本人が抱く「人権」とは
民主主義とは何であるかという事
普遍的な人権と標榜する日本人は、ソマリアや他の国の人の人権を守ろうとしている人がどれだけいるのか?
普遍的というならば、外にも向けなければならない
自衛隊や海上保安官の派遣というのは国家のそういう意思である。
自分達の国益も大事だが、当事国の人権をも守るという国力と気持ちを表明することが、一番の国益である。
グローバル 国境がない時代とかいうが。
国境が不安定な地域は紛争と地域である、 国家としての領域をきちんと
規定できえた国が平和を維持できるのである。
民主主義とは国民主義なのだから、、本来はナショナルリズムであるわけだ、なぜ、ナショナリズムを標榜とすると叩かれるのか?
では国民とはだれなのか、 過去の国民、現在の国民 未来の国民を繋ぐものであろう、イギリスのマックスウェーバーもそういってるぜ。
それが今の問題ではないか?
それからもうひとつ、民主主義で唯一決められないものがある、
それは、国民は誰なのかそれは民主主義で決められない、
国家という家を誰かが規定しなければ、国民は存在しないのである。
それから、愚痴
政治家が、官僚が悪いというし、マスコミが官僚排斥を訴えるが、
普通の会社で 俺の部下は頭が悪いという言い訳は、国家の政治家や大臣として、ありえないだろう。
部下や社員に責任転嫁する社長というものがいる会社って、だめな会社でしょ!!
そうだその通りだと思う!!
憎むべきは不正、そんな奴らは一部だ。しかも国家意識のない権力主義の政治家とつるんでいる、官僚だ
官僚はいつも、国民の為に仕事をするただそれだけだ
そういう気概をもって、本を出版している。
しかも、官僚組織である霞ヶ関で彼を叩くものはあまりいない
という事は、官僚もみんなが思っている程悪い人間ばかりでない。
私は、思う
この国を考えるとき、官僚批判をしている限り、民主主義の主権者として
国を正しく育てる事はできない。
いかにして、国士意識の高い官僚を育て、世界と戦い、最善の策を実行できる頭脳と行政能力をいかに国民が育てるかだと思う。
確かに腐っている官僚はいるだろう
そして、中野さんももしかしたら、腐るかもしれない。
だけどそういった人間を腐らせないようにするのが、国民だと思う
志をもった官僚を育てるのが、私たち主権者の役目なんではないだろうかとおもいました。
官僚を安易に批判する政治家とマスコミと国民は、大切な種と若い草木を枯れさせて、腐らさせていくだけだ。
私はそう思う。
多分イギリスの保守、経済主義やマックスウェーバーを十分に理解して
孔子の「義を見てせざるは勇無きなり」という事を心に持っている人だと思います。